線香護摩は出羽の在家行者が実践していた作法としてかつての師僧から得度前に伝授された。次第化して以来、多くの者に実践されてきた。反面、簡易な作法で構成されるため、安易に出来る祈祷と捉えられ、作法自体が堕落してしまった。刊行本として絶版となったのを機に、一つ一つの作法の意味も含め講習する事にした。講習内容はおよそ以下の内容となる。
第一日目(およそ5時間)
〇諸道具の作成(本尊幣と祓幣の作り方)
〇線香護摩の実際~作法解説
第二日目(およそ3時間)
〇線香護摩に見る十界思想
〇神仏習合の世界観
講習料は折本次第込で3万5千円。
定員は5人
会場は東京都内
次第書を増刷する関係で定員が集まり次第、講習日のスケジュール調整を致します。受講者に対しては、過去に講習料を払わないまま受講しその後も未払いのままの者もいる事から、事前振込をお願いする事になります。