正月祈祷の様子を紹介します。
正月は一年最初の大切は節目です。
団子木を飾り千枚梵天も作り直します。
大掃除を含め家族だけがやっていた諸準備は
今は弟子達も手伝いあっという間に終ります。
家内はお節の準備に専念出来るようになりました。
今年の祈祷は鳴り護摩を修しました。
数年前より修法する事を願っていましたが
今では法具を販売する処がなく諦めていました。
御縁でデットストック状態の法具を見付け
この度やっと修する事が出来ました。
午前零時と共に御本尊を開帳し、
弟子の神道護摩奉納と共に始まった
鳴り護摩は厳修という言葉に相応しい
誠に厳かで神秘的な作法となりました。
床、ふすま、障子、窓と
自坊全体が鳴り護摩に共鳴する中、
神道護摩により神仏が降臨したのです。
参拝者は驚きの表情を浮かべ新年を迎えたのでした。
今年も皆さまの諸願と向き合い
自戒精進して参る所存です。
よろしくお願い申し上げます。